「いく、いくいくいくっ!あぁ〜!」
「あっあっ!いやぁぁぁぁ!!」
少年の腰が人のものとは思えないほどにつきだされ、その格好のままビクビクと痙攣している。
「だ、出した…?」
「にいちゃん、はやく、はやく!つぎ、僕も!」
「よし、ウォレン、どけよ、つぎは、俺が…」
少女にまたがろうとしながら兄は思っていた。
こんな風につながりたくはなかったのに、出来るだけ優しくしたかったはずなのに…
しかし兄は、町に出稼ぎに行っている少女の大事な少年に対する優越感で
その気持ちを塗りつぶし始めた。
「いつまでたっても、俺たちは黒いままなんだぞ…」
華奢な裸体に覆い被さり、少女の耳元でささやくと、
兄はもそもそと腰を動かし始めた。